平成17年3月28日(月)

南京事件〈中国側証拠写真〉を検証する

東中野修道先生

東中野修道先生

文学博士、亜細亜大学教授、日本「南京」学会会長
講話概要

戦前・戦中を知る方々にとって、戦後、中国側が主張する、昭和12年当時、日本軍が南京を攻略した際、30万人もの中国人を虐殺したとして、南京市に「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」を建設し、そこに沢山の虐殺写真を展示していることが、われわれ日本人には、どうにもこうにも信じられず、のどに刺さったトゲのような思いがありました。
 これに対し、頭記の講師・東中野修道先生は、長年、この問題を研究され、中国側が虐殺の「証拠写真」とする一四三枚もの写真を、ひとつひとつ検証され、そのすべてが真実のものではなく、捏造されたものであることを、このたび論証し、その結果を発表されました。
 そこで、今回は、東中野修道先生をお招きし、プロジェクターでスクリーンに映写しながら、それらの写真が捏造であることを論証いただきました。
 そのお話は、南京市のいわゆる虐殺紀念館に展示されている143枚の写真の一枚一枚につき、影の向き、襟章、肩章、ポケットの位置・形等々から、克明に分析され、それらの写真が捏造されたものであることを論証されたもので、それは、われわれ日本人の汚名を晴らしたものと言え、東中野先生の御努力は、まことにありがたいことと、感謝の気持ちで一杯でした。質疑応答も盛んでした。  

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