安全保障部会作成24号、政府宛要請書通算100号、平成12年10月16日提出
大学教育に安全保障科目を
導入していただきたき要請

【要請の趣旨】

 21世紀に臨む我が国の平和と安全の確保にあたり、我が国の憲法でもうたっているとおり、日本が国際社会に貢献し、且つ、名誉ある地位を獲得していくことが重要です。
 そのためには、戦後50年間の意識を変革する必要があります。そこで政府は、まずは学校教育、特に、大学・大学院教育において、安全保障、および、危機管理に関する科目を設け、カリキュラムを編成して、この問題を積極的に教える政策をとっていただきたく、ここに、お願いする次第であります。
 詳細は、以下の「要請の内容・理由」をみていただきますが、その要旨・項目をあげますと、

1、国際社会の紛争解決に寄与し、国家の危機管理に役に立つ人材を育成したい。
2、当面の目標として、全国の国・公・私立大学の文系・理系を問わず、安全保障や危機管理関連科目を4科目ほど、必修科目として設置していただきたい。
3、さらには、全国の大学に、安全保障学科・危機管理学科を設置していただきたい。
4、安全保障科目・危機管理科目の教員には、自衛官・警察官・海上保安官・消防官などのOBを活用していただきたい。

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