交通部会作成要請書5号、政府宛要請書通算106本目、平成12年10月16日提出
自転車利用者の危険防止のための法律を
新たに制定していただきたき要請

【要請の趣旨】

わが国では、現在約7,300万台の自転車が、日常生活の足として広く使われておりますが、どんなに粗悪な自転車でも、また法規に適合しない自転車でも、何の制限もなしに全く自由に製造・輸入・販売・使用されていることは、全く不思議なことといえます。
自動車に乗った子供の安全のために、チャイルドシートの使用を義務付けているのに、同じ子供が品質保障のない自転車に乗って、剥き出しのままで同じ道路を走っても、危険防止対策は何もありませんし、もちろん保険もないのが、現在の日本の自転車事情です。
 また、自転車が、歩行者を死亡させたり、怪我をさせた場合の保険もありません。
 このような状況にありますので、国は、早急に、自転車利用者の危険防止のための法律を、新たに制定していただきたく、ここに要請する次第であります。

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