平成15年2月19日(水)

世界の各紛争地域を挙げ、その情況を解説する
――引き潮の時代の国際情勢と日本のとるべき道――

橋本光平先生

新国際政治システム研究所代表、前PHP総合研究所研究部長


講話概要

一昨年9月11日のアメリカにおける同時多発テロ事件以降、ロシアやフィリピン等々各地で一般市民を巻き込む無差別テロが頻発し、アルカイダなどとの連携も取り沙汰されて、テロ問題は国際的に大きな関心事となっております。
 そうしたことから、世界のどこに紛争があり、どこにテロの火種があるのか、また、そういう繋がりがあるのか、知りたいと思っておりましたところ、橋本光平前PHP総合研究所研究部長が、そうした問題について詳細な研究をしておられることを知りましたので、この日は、橋本先生に、そうした御解説をいただき、その上で、近年の国際情勢の分析、また、日本のとるべき道についても、御見解を述べていただくことにいたしました。
 橋本先生は、かつて中東イスラエルの大学に学ばれ、アラビア語も御堪能で、イギリスのオックスフォード大学にも学ばれた俊才で、中東情勢に精通しておられ、PHP研究部長時代には世界の紛争地帯の研究もしてこられましただけに、その分析力は素晴らしく、私どもが、これまで気がつかないでいたことを、いろいろと御指摘下さり、大層教えられるところがありました。その後の意見交換も盛んでした。

<< <<