令和2年1月15日(水)

新春懇親会

──内外諸課題解決を安倍政権で!──

安倍晋三総理より祝電
祝電

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総合司会・議事進行
清原淳平専務理事

清原淳平専務理事
 当日の司会進行:清原淳平代表理事兼専務理事が担当した。
 安倍晋三総理よりの祝辞は、開会冒頭、壇上にて、清原淳平代表兼専務理事が代読した。

■ 共催した2団体の設立趣旨・経緯 「公益財団法人協和協会」と「時代を刷新する会」とは、昭和の後期に、いずれも岸信介元総理によって設立された。岸信介元総理が国会議員引退を決意した昭和53年秋に、清原淳平が呼ばれ、「(財)協和協会」の執行役員を命じられた。「協和協会」は、戦前・戦中・戦後に指導者クラスを務めた生存者が一室に会し、大敗戦に到った原因・経緯を究明するとともに、日本が、向後いかにして発展して行くべきか、の検討を目的とした。具体的には、月例講話会のほかに、内部に専門部会・委員会を設置して、要請書をつくり、時の政府へ提出することから始めた。そうした要請書をまとめてゆくにあたり、清原が困ったのは、会員が大物なので、発言はされるが、自ら筆をとって書くことはされないので、事務局の負担が大きいことであった。そこで、清原は、岸信介会長に進言し、「協和協会」とは別の姉妹団体として、思想健全な学者・教育者・評論家・技術者など専門家、そして志ある民間有志が参加する団体を、新設していただきたい、とお願いしたところ、即座に同意され、昭和56年11月4日に、設立されたのが「時代を刷新する会」である。以降、法人格は異なるので、役員会構成や月例講話会は別々であるが、各種部会・委員会は協力して、今日まで実に137本の政府宛要請書をつくり、時の政府に提出してきている。そうした経緯から、両団体は、新春懇親会を共催してきている。設立以来約40年、いまは当初会員の孫も参加し始めており、そうした事情を知る清原が、新春懇親会の議事進行を、率先務めている。(団体の設立経緯・活動内容については、各団体のホームページ、清原淳平のホームページ参照)

年頭挨拶
岸信夫会長代行

岸 信夫
(代読)

当団体代表理事兼会長代行、衆議院議員、議院運営委員会筆頭理事、自由民主党国会対策筆頭副委員長

 

 あけましておめでとうございます。
 由緒ある「公益財団法人協和協会」と「政治団体時代を刷新する会」共催の新春懇親会の開催心からお喜び申し上げます。本年も皆様にお目にかかるのを楽しみにしておりましたが、政務のため出席できず、申し訳ありません。現在、私は国会対策筆頭副委員長、議院運営委員会筆頭理事として、国会の運営の責任の重大さを日々、身に染みて感じております。昨年は元号が平成から令和に変わり新しい時代の幕開けとなりました。心からお祝い申し上げます。
 国内に目を転じますと、少子高齢化問題、昨年の保育と幼児教育の無償化に続き、今年は高等教育の無償化があり、そして年金制度、医療制度など社会保障の改革も、大きな課題であります。
 そして、この夏に開かれるオリンピック・パラリンピックは日本経済効果が大いに期待されているところです。また憲法改正は来るべき通常国会の憲法審査会において、与野党の枠を超えて活発な議論が展開されることを期待しています。外交では米中の貿易摩擦、中東地域での軍事的緊迫、そして北朝鮮とは拉致問題とミサイル発射対策があり、中国やロシアとの外交等々、国際問題も多岐にわたっていますが、日本は日米同盟の強固な基盤の上に立ち、粘り強く展開していく必要があります。このように新しい年に際しまして、決意を新たにこれからの国民の生活と未来を守るため全力を尽くしてまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 令和2年1月15日

 衆議院議員・議院運営委員会筆頭理事
 自由民主党・国会対策筆頭副委員長
 「公益財団法人協和協会」「時代を刷新する会」
 両団体代表理事兼会長代行
               岸 信夫


永瀬祐見子秘書

岸信夫国会事務所の永瀬祐見子秘書が、
「年頭挨拶」を代読。

 岸信夫先生は、議院運営委員会筆頭理事、自民党・国会対策筆頭副委員長という、国会に張りついていなくてはならない重要な役職を担っていらっしゃるため、この日、政務のためやむをえず欠席となった。事前に書いておられた「年頭挨拶」は、岸信夫議員の信頼厚い、議員会館詰めの永瀬祐見子秘書に、壇上に上がり、代読していただいた。 参加者一同、本年取り組むべき指針をいただき決意を新たにした。

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諸先生からスピーチをいただきました(発言順)
大日方鴻介先生

大日方鴻介理事
((公財)協和協会理事、現代日本書家協会会長、日本春秋書院院長)
 「公益財団協和協会」からは、毎年の「現代日本書家協会・公募展」の優秀者へ、総理大臣賞、衆参各議長賞、文部科学大臣賞ほか大臣賞を、政府から出していただいております。それは、第15回公募展から私の父・鴻允、次いで私が引継ぎ、今年も4〜5月頃、第36回公募展を開催します。また、日本春秋書院の書道展も、春に六本木の国立新美術館にて、展覧会を開催いたします。本日出席しているこの4人の先生方も出品しております。入場無料となっておりますので、もしお時間がございましたら足をお運びいただきたいと思います。これからも皆様のご支援ご鞭撻をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


坂本忠彦・環境技術委員長

坂本忠彦・環境技術委員長
((公財)協和協会理事、(一社)日本大ダム会議顧問、元建設省土木研究所長)
 環境技術委員会では、大気、水質、地球温暖化に伴う諸問題を主に検討しています。最大の課題は地球温暖化です。今年は札幌も長野もほとんど雪が降らない。昨年は関東も台風17号、19号による大雨、強風により従来にない災害に見舞われました。台風の勢いが増していると考えられ、これも地球温暖化の一現象なのかなと思っております。


松本治男・交通部会長

松本治男・交通部会長
((公財)協和協会理事、元中部管区・近畿管区警察局長)
 交通死亡事故が減少している理由。1つは高齢運転者の事故防止対策として、認知機能検査と高齢者講習をはじめた効果が出てきている点。2つ目は、自動ブレーキ車が昨年は新車の8割以上に普及してきている点。さらに大きな交通事故をテレビ等で取り上げていただき、皆様の交通安全に対する意識が変わってきたことが挙げられると思います。


大野松茂・政治経済部会長

大野松茂・政治経済部会長
((公財)協和協会理事、元衆議院議員・内閣官房副長官(政策担当))
 私が狭山市長の時代は、成人式を市民会館で2回に分けて行っていました。ところが、いまは1回で済んでしまうほど成人者は減ってしまっています。これは異常事態です。一方平成元年に100歳以上は全国で3000人だったのですが、こないだの発表では7万2千人にもなっている。もちろん喜ばしいことですが、ただ長命であればいい、というわけではありません。これからは、健康で、長生きすることが施策では重要になってきます。私は狭山市長時代にリーディング施策で「生涯健康・生涯福祉・生涯学習を進める街づくり」を掲げました。今でも、この3本の柱は極めて大事な方向だと思っております。福祉とその母体の健康、そして生きがいとしての学習は正に一体。政経部会でこうしたことを引き続き議論していき、できれば政策提言をしていきたいと考えております。

乾杯の挨拶と音頭
長友正治先生

長友正治先生
(時代を刷新する会評議員、日本技術士会理事)
  本日は皆さん私より若いお元気な方ばかりでお顔を拝見できてよかったです。皆様の御健康とご繁栄を祈念して乾杯させていただきたいと思います。乾杯!
※長友正治先生は、大正10年(1921年)7月29日、満州の営口生まれ。ことしは白寿。来年は百歳になられる大長老です。それほどのご高齢でいらっしゃるのに、環境技術委員会、新エネルギー委員会には、毎回出席されており、頭脳明晰で、たいへんお元気なことに、驚かされます。先生は、技術者を志し、満州国立・新京工業大学の機械工学科を卒業されましたが、徴集され陸軍22部隊へ入隊。ところが戦地で負傷し、退役。内定していた満州飛行機製造へ復帰して、戦闘機・爆撃機の設計などに携わり、技術者としての道を歩まれました。後半生は、産業設備コンサルタントとして、ご活躍されました。

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諸先生からスピーチをいただきました(つづき)
ペマ・ギャルポ先生

ペマ・ギャルポ先生
(桐蔭横浜大学・大学院教授(御専門は国際政治・国際関係論)
「昨日のチベット、今日の香港、明日の台湾」と言われています。それどころか「明後日の沖縄」になる可能性もあります。そうならないためにも安倍首相が提言している「自由で開かれたインド太平洋構想」を中身のあるものにしていただきたい。今後、北京政府は台湾をイジメてくるでしょう。日本のためにも、台湾を助けてほしい、と希望します。


三輪建二先生

三輪建二先生
(星槎大学大学院教授、御祖父は三輪寿壮元衆院議員)
  祖父が亡くなって60年、『祖父 三輪寿壮』という本を出しました。祖父は、一高時代に岸信介氏と同級生でした。祖父はひたすら労働運動とか農民運動にかかわり、岸氏は国家官僚として国を改造する、と進む道は異なりましたが、なんだか仲が良かったようです。アベノミクスの背後に実は三輪寿壮あり、という新説がでてきて驚いているところです。


関田康慶(公財)協和協会評議員評議員

関田康慶評議員
((公財)協和協会評議員、東北大学名誉教授、東北福祉大学教授)
 団塊の世代が2025年に75歳を迎えます。そうすると有病率が格段に上がりますし、認知症の割合も上がります。高速道路の逆走などがこれから頻繁に起きる可能性があります。高齢社会に日本はどう向き合うべきか。これはピンチであると同時にチャンスでもある。老人の機能を助ける産業をどんどん起こしていけばいい、と思っています。

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多村繁樹理事

多村繁樹理事
(元京王プラザホテル代表取締役社長)
 さきほど三輪先生がおっしゃっていましたけど、安倍総理は新自由主義ではなく、むしろケインズ的な政策をとっているのだと。私も、かねてからそう思っておりました。今年は喜寿を迎えます。昨年は後期高齢者になり、体調を崩し、10何時間の大手術をへて復活いたしました。オーバーホールは終わりました。今年は元気いっぱい頑張りたいです。


倉島恵美先生

倉島恵美先生
(税理士、安倍晋三総理は小〜大学の同窓)
 安倍晋三総理とは成蹊小学校1年生からご一緒させていただいております。そこから学部は別でしたが大学まで成蹊で一緒でした。誤解されているようですが、安倍総理は決して戦闘的な方でなく平和主義者です。日本が戦争をしなくて済むようにがんばっているんだと思っていただければと思います。これからも安倍総理をよろしくお願いします。


高橋利行先生

高橋利行先生
(政治評論家、読売新聞元解説部長・論説委員・編集局次長・新聞監査委員長)
 トランプが再選を果たしたら、安倍総理も四選すればいい。なぜか。トランプという男は普通の政治家の手に負える大統領じゃないんです。アメリカでは、三選が禁止されている。後がないので、トランプはもっと好き勝手なことをやりますよ。誰にその暴走を止められるんですか。じゃじゃ馬の手綱を引く人、それは安倍晋三という人しかないんです。


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